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「知識に学ぶ賢者であれ」カヤックの備忘録

ハイポーサミア(低体温症)

ハイポーサミアとは、
恒温動物の人間が外的要因で体温を維持できない。体温が低下してしまう状態の事です。

低体温症とは、全身が長時間寒冷環境にさらされ、低体温(35℃以下)になった状態をいいます。

登山でもこのハイポーサミアが原因で死亡する事故を起こす例が後を立ちません。パドラーも「知識に学ぶ賢者であれ」で覚えておきたい事です。水の中では、空中の25倍の速度で温度が逃げて行きます。
寒さに強くても体温の低下が起これば、行動不能になる場合もあります。
保温を考えて適切な用具でパドルスポーツを楽しみましょう。

1番怖いのは、「低体温による思考の低下」です。冬期登山で判断ミスしている場合、かなりの場合この低体温で判断ミスが多いと思ってます。(個人感想)パドラーも「下見面倒くさい」「適当に行く」など思考停止で難易度の高い場所に行くと事故を起こしやすくなると思います。

ウェットスーツを着用する。
ドライスーツを着用する
手袋、ソックスをはく。
脱艇を少なくする。

ハイパーサミア(熱中症)

体温が高くなり疲労を起こします。また体温を下げる為に 塩と水分 を放出するので
こまめな水分補給と体温を下げる必要があります。
無理をすると、 熱疲労から熱失神を起こし意識を失う事があります。水上で意識を失った場合レスキューは非常に困難になります。

脱水症状

パドルスポーツで脱水する。

平行感覚の喪失 ….

ロール練習を「根性で100回」とかやらないように!
人間の平行感覚を司る器官は耳の奧にあります。人によっては乗り物に強い、弱いのように平衡感覚も人によって強い、弱いがあります。【水中異常急死】を起こさないようにしましょう。
 ロールを5回やったあと、まともに立てないや歩けないなど、ケガしやすい状況に落ちやすくなります。昔スークルでロール講習してた時は、1回に5回程度まで、沈脱は1日5回迄と目安を決めてやってましたが、それでも動けなくなる人がでるぐらい。平衡感覚が麻痺した状態でダウンリバーなんて本当に怖い状態なので、スタート前に「頑張ってロール練習をやり過ぎない!」ようにしましょう。

【水中異常急死】とは、色々な要因で急死したときに使われる言葉だそうです。
 文献はすくないですが、 三半規管の内側で衝撃や水の圧力で 内出血を起こして、失神する事が溺死の前に起こる事象ではないかと研究がある見たいです。くれぐれも無理なロール練習にはご注意ください。

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