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アクシデント_死亡事故例

ホワイトウォーター(激流)のカヤックもしくはパドルスポーツでの死亡事故は

海外では多く報告があります。日本でも少ないですが報告があります。

残念な事ではありますが、「アクションスポーツは元々リスクの高い物」と言う事をお忘れなく

普通のサッカーや野球と言ったスポーツですら年に数件、アクシデントが報告されたりニュースになったりします。パドルスポーツは登山と同じリスクの高いスポーツであると思い行動していただきたいです。

ただ、ニュースを検索して「サップ死亡事故」とか「カヌー事故」で出てくる過半数以上は「静水でPFD未着用」「初心者が流されて」「アルコール摂取して川へ」て事例が多いです。

筆者も30年近く パドルスポーツを愛好してますが、激流の死亡事故は全体に比べると少数しかありません。逆説的に安全なスポーツとも言えます。きちんとリスクコントロールさえすれば一生楽しめるスポーツであると思っています。

亡くなった方のご冥福をお祈りしつつ、教訓として同じアクシデントを避ける努力をして行きたい所です。

  • 個人的に調べた過去の死亡事故(急流に限る→湖や海を入れると途方もない数になる為)
  • 1996年05月06日 尻別川(北海道)1中流域 カヌー
  • 2000年07月利根川 藤原峡「デスロック」2ラフティング
  • 2001年04月29日 利根川(群馬県)3赤木コース「ロープラピットの瀬」ラフティング乗客 1名死亡
  • 2001年05月20日 利根川(群馬県)4紅葉峡「スリーシスターズの瀬」 ラフティングガイド 1名死亡
  • 2006年05月26日 尻別川(北海道) 5えん堤 カヤック1名死亡
  • 2006年09月24日 四国吉野川(徳島県)6小歩危峡「曲戸の瀬」 ラフティング乗客 1名死亡
  • 2010年08月21日 石狩川(北海道)7層雲峡 カヤック 2名死亡
  • 2011年08月08日 保津川(京都府)カヤック1名死亡 (記事が複数あり詳細わからず)
  • 2011年08月31日 保津川(京都府)カヤック1名死亡
  • 2014年08月20日 宮川(富山県)  ソロカヤック  1名死亡
  • 2015年05月25日 四国吉野川(徳島県) 大滝の瀬 カヤック1名死亡
  • 2016年12月30日 四国吉野川(徳島県) 曲戸の瀬 カヤック1名死亡
  • 2019年08月28日 天竜川(長野県)   8レースラフティング競技中 ダッキー2人乗り1名死亡
  • 2019年08月01日 長良川(岐阜県) 美並町三戸 カヌー(詳細不明)
  • 2020年01月19日 長良川(岐阜県)八幡町吉野 パックラフト1名死亡
  • 2021年09月16 日 多摩川(東京都) 9「神代橋下流の瀬」パックラフト1名死亡
  • 2022年07月03日 沙流川(北海道) カヤック1名死亡
  • 2023年05月05日 利根川(群馬県) 10諏訪峡 ラフティング乗客1名死亡
  • 2024年04月10日 利根川(群馬県)  11上牧ダム周辺 ソロカヤック1名死亡
  1. えん堤での捕捉が事故要因とされてます。 ↩︎
  2. 転覆後→アンダーカットロック捕捉が主な原因とされてます。 ↩︎
  3. 転覆後→フットエントラップメント 事故報告 ↩︎
  4. スローバックの末端が水中に引っかかった事故と報告書あり ↩︎
  5. えん堤での捕捉が事故要因とされてます。 ↩︎
  6. 落水後→ストレーナーに捕捉された事故とされてます。 ↩︎
  7. 報道により違いがかなりあります。 えん堤に捕捉と記載された物もあります。 ↩︎
  8. えん堤にひっかった事故とされてます。 ↩︎
  9. 水中から出た鉄筋に引っかかった事故とさてます。 ↩︎
  10. 転覆後→スイム→ストレーナーに捕捉された事故とされてます。 ↩︎
  11. えん堤周辺の事故とされてます。 ↩︎

事故要因として「えん堤に捕捉」もしくはえん堤周辺での事故要因が多いです。 えん堤は本当に危険な物なので 注意と知見で回避して欲しいです。

また、水難事故データーベースによると、川の死亡事故の半数が「フットエントラップメント」による捕捉ではないかと推論もあるようです。過去ではフットエントラップと言う言葉が認知されて無い為に、溺死、と表記されている事が多かったのが要因です。 ただ、近年事故の再検証をしていると、水深60cm以下の子供の事故の場合はフットエントラップの関連が示唆される事例が多いと言う事です。また、この事故に関連して事故現場は「えん堤」周辺が多かったと言うです。
(えん堤周辺が川へアクセスしやすかったと言う要因もありそうです)

事故は起こってしまう物です。

 人が活動する上で完璧になんどやっても事故にならないって事は無いハズです。

 なので事故はおこる物として、慎重に行動→準備段階で練習→知識の補充→用具の練度を上げる 必要性があると思います。

 なお、事故考察はいくらでもできるんですが、本当に難儀なのは

 「事故の瞬間を見ている人がいない」なんですよね。交通事故でもそうなんですけど、

 過去の事故、ケガの瞬間って見ていない事が多く、逆言うと

良く見て注意している時には事故は起きない」と現場では常に思って見ています

個人的に過去の死亡事故について 多いケースは えん堤 周辺での事故です。

豊平川は中流域のえん堤での事故ですし、天竜川、沙流川、利根川の事故もえん堤付近での発見で直接的にえん堤で死亡したと確定できないものですが、えん堤が事故原因ではないかと推測される物が多いです。

次に多いのは、「見て無いのでわからない」ですね。ホールに掴まったとか、失神したとか、頭を強打したとか、ハイポーサミアとかハーパーサミアとかいろいろ後から考察はできるんですけど本当の所はわかりません。

プロカヤッカーの事故

2024年5月16日 YouteberでExtremeカヤッカーのbrenが行方不明になる事件が起きました。

要約すると、 カヤッカーのBrenが滝落ちを行い。→カヤックは発見 →本人は行方不明

と言う流れです。場所はSwitzerland’s Melezza River(スイスのメッサリバー),海外のサイトではNewsとして報道が複数確認されてます。(BBC CNNでもWeb版で報道されてます。)また、捜索&Rescueも数日行われ
遺体として発見されたと言う事です。

最後に遺体は5月30日アルプス南側の湖、ヴェルバーノとも呼ばれるマッジョーレ湖で発見されたとの事

どの記事にも一貫して、「滝落ちをした後に、循環流に巻き込まれ浮上して来なかった」と記載があります。
“becoming trapped in a recirculating feature”

最初の報道をしたサイト
 https://paddlinglife.com/featured/pro-kayaker-bren-orton-missing-on-switzerlands-melezza-river/
記事

Extreme Kayaker Bren Orton’s Body Found
https://explorersweb.com/missing-kayaker-bren-ortons-body-found/
British kayaker’s body found after two-week search
https://www.bbc.com/news/articles/cx99vj2zrzjo

推定ですがこの滝をやったのではないかと ………
動画も良く見ていたBren ありがとう。遠方からご冥福をお祈りさせていただきます。

堰堤に捕捉される結構有名な動画。

こちらも有名な動画。

それでも「注意喚起無し」で「俺かっけーって動画あげるの?」

2024年10月13日
湖SUPでまさかの堰堤事故です。
ニュースページ(削除が早いです。)

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